ご挨拶Message from the President

学長挨拶

小樽商科大学は、明治44年に5番目の官立高等商業学校として創立された小樽高等商業学校を母体としています。爾来、「実学、語学及び品格」を教育理念とし、「北に一星あり、小なれどその輝光強し」と謳われた本学の伝統・特徴を受け継ぎ、全国から学生を集め、有為な人材を世に送り出してきました。

しかしながら、近年の国の財政状況や少子化の影響等により、国立大学を取り巻く環境は大変厳しいものがあり、特に、地方・小規模・文化系単科大学である本学は、決して優位な立場にあるとはいえません。

小樽高商創立の経緯、戦後の大学への単独昇格、近年の専門職大学院ビジネススクールの設置や札幌サテライトの開設、国立大学法人化などの歴史を振り返りますと、本学は卒業生や市民そして地元経済界等各方面からの多大なご支援により、逆境を乗り越え、飛躍のバネとしてきました。

これまで、本学へのご寄附は一般寄附金として、教育研究助成、学術研究助成、国際交流・留学生支援や学生の奨励などを目的として広くご支援をいただいてきました。

この一般寄附金は、寄附者のお名前や寄附目的などの名称を冠することで、その栄誉を称えることとしています。

また、本学創立百周年を契機として、平成23年に、学生諸君の自由闊達な活動を積極的に支援することを目的とした「教育振興基金」が創設されています。

このたび、平成28年度の税制改正により、経済的理由により修学が困難な学生への修学支援を目的とした寄附に対する所得税の軽減措置が拡充されました。これにより、本学では新たに「修学支援基金」を創設しました。これまでの一般寄附金、教育振興基金を併せ、事務体制の整備も含め、支援の充実を図ることとしています。

皆様方からのご支援に支えられた学生諸君の自由闊達な活動、そこから得られる学び、そして学びを活かした社会での活躍が、本学の伝統をさらに発展、継承していくための礎でもあります。

是非、本学の取り組みにご理解をいただき、学生への様々な支援の充実のため、本学へのご寄附をお願い申し上げます。

国立大学法人小樽商科大学学長

和田 健夫